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腸内フローラを「移植する」という選択肢

 一度大きく崩れてしまった腸内フローラのバランスをもとの状態に戻すのがなかなか難しいケースがあります。

 そんな崩れてしまった腸内細菌のバランスを整えるため、健康な人の腸内フローラを移植するという治療法に期待が高まっています。(学術名:糞便微生物移植:Fecal Microbiota Transplantation ; FMT)


 欧米諸国では、何十年も前から糞便微生物移植(腸内フローラ移植)の研究が進んできました。2014年には、アメリカの政府機関FDA(アメリカ食品医薬品局)が、クロストリジウム・ディフィシル感染症での多剤耐性時の治療ガイドラインにおいて、糞便微生物移植が第一に選択すべき治療法であると位置づけました。また、潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患に対する糞便微生物移植も効果を上げています。

 日本では2013年、各地の大学病院8施設において、潰瘍性大腸炎やクローン病など特定の疾患に特化した臨床治験がはじまったばかりです。(2016年第一相終了)

 科学者たちのあいだでは、「腸内フローラは臓器である」と言われることもあります。臓器を移植することで健康を取り戻してきた人類の医学の進歩の過程を見ると、腸内フローラを移植することはごく自然なことなのかもしれません。

 しかも、腸内フローラ移植は副作用がほとんどなく、ドナーにとっても患者にとっても負担の軽い方法で行うことが可能です。

 対象となる疾患や治療効果などについてはまだまだ不確定な要素が多いものの、これまでの医療のアプローチとは違ったかたちで病気の治療や予防に役立つのではないかと期待されています。

 当院では、食事療法やサプリメントで腸内環境がなかなか改善しない場合、フローラバンクに在籍する健康なドナーから選んだ菌液を移植する「腸内フローラ移植」も選択肢の一つとして提案させていただきます。(保険適用外の自費診療)


腸内フローラ移植の適応疾患
偽膜性腸炎 / 潰瘍性大腸炎 / クローン病 / 過敏性腸症候群 / 回腸嚢炎 / 感染性腸炎 / 抗生剤起因性下痢 など

 
その他、改善の可能性が期待される疾患
自閉症 / 自己免疫疾患 / アトピー性皮膚炎 / 糖尿病 / リーキーガット症候群 / メタボリック症候群 / 肥満 / 小腸内細菌異常増殖症(SIBO)/ うつ / 自閉症 など

 ※上記以外の疾患でも移植を行えるケースがございます。詳細はお問い合わせください。

(腸内フローラ移植臨床研究会資料より)

腸内フローラ移植 〜世界と日本の現状〜

 欧米では・・・

  • 20年以上前から糞便微生物移植が行われてきた 
  • 2014年FDA(アメリカ食品医薬品局)がクロストリジウム・ディフィシル 感染症の多剤耐性時に糞便微生物移植を第一に選択すべき治療法と位置付け 
  • 炎症性腸疾患の治験でも効果を上げている

 日本では・・・

  • 2013年、各地の大学病院など8施設で、潰瘍性大腸炎やクローン病など特定の疾患を対象に臨床治験開始(2016年に第一相終了)

                        (腸内フローラ移植臨床研究会資料より)

腸内フローラ移植 〜※「清水式フローラ移植」〜

  1. 患者様に負担の少ない注腸式
  2. フローラバンクに在籍するドナーから選んだ菌液をブレンド
  3. 90%以上の⽣着率・わずか数分の⽣着速度

    ※「清水式フローラ移植」とは、細菌叢の生着を促すために特殊な加工を施した「移植調整液」を使用して行う腸内フローラ移植です。


                (腸内フローラ移植臨床研究会資料より)

腸内フローラ移植 〜当院での特徴〜

  1. 生着率・生着速度共に高い「清水式フローラ移植」を採用
  2. 分子栄養学、心理学の観点から、より個別性の高い治療を実現
  3. 移植後に「還元電子治療」を併用することで腸内フローラの生着を促進

患者様へ3つのお約束

  1. オーダーメイド治療  
    ⼀⼈ひとり違った腸内フローラバランスを整えるために、⼀⼈ひとり違った治療をご提案します。
     
  2. インフォームドコンセント
    患者様やご家族様に納得して選んでいただけるよう、どんな些細な疑問、不安もどうぞ遠慮なくお聞かせく ださい。
     
  3. セカンドオピニオン
    「セカンドオピニオン」として、可能であれば主治医と連携を図りながら、患者様の状態に合った治療をご提案いたします


    (腸内フローラ移植臨床研究会資料より)

腸内フローラ移植 受診の流れ

  1. お問合せ
     どんな些細な疑問・ご不安もお聞かせください。
  2. 診察  
     移植に対するご理解を深めていただき、臨床研究⽬的の項⽬であること、⾃費診療であることなどをご承諾いただきます。
  3. 検査
     受診をご希望の患者様には、指定の採便検査を受けていただいております。
  4. ドナー選定
     健康なドナーが多数在籍するフローラバンクを運営しています 。
     
  5. 移植⽤菌液の精製
     独⾃の技術で溶解した移植⽤菌液を精製します。
     
  6. 腸内フローラ移植
     患者様に負担の少ない⽅法で⾏います。
     
  7. 再検査
     移植完了後、移植前後の腸内フローラバランスを確認するために採便検査を⾏います

    (腸内フローラ移植臨床研究会資料より)

移植した腸内フローラを維持するために

 当院では、移植されたフローラを長期的に定着させるために、移植後も下記の観点から定期的にフォローアップを行います。
 

  • 栄養療法
     分子栄養学的/機能性医学的な観点から栄養解析を行い、必要な栄養素(サプリメント)を提案いたします。腸内環境が整うとミネラルの吸収が向上し、細胞が本来の仕事をするための環境づくりが容易になります。(月1.5〜3万円程度)

     
  • 食事療法
     管理栄養士による個別性の高い食事療法を行います。ストイックすぎる食事療法はかえってストレスの原因となりますが、腸内細菌のバランスを意識し、私たちにとっても必要な栄養素を、楽しく摂取できるよう食事指導を提供いたします。(6000円/60分)
     
  • 心理療法
     「脳腸相関」とは脳と腸が相互的に影響しあうことを言い表していますが、心理的なストレスにうまく対処していくことで腸内フローラにも望ましい影響を与えることが可能です。また逆に、ストレスはフローラバランスに悪影響を与えます。健全なフローラバランスを維持していくことで心理的に安定した状態を維持することも繋がります。
     当院では臨床心理士による心理テストのほか心理カウンセリングも導入しています。
     (10000円/60分〜)

    ※いずれも移植代金以外に料金が発生致します。

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