バイオロジカル検査

 「自己治癒力」を科学的・客観的に評価するためにデザインされた検査で、尿や便、血液や毛髪などの検体を調べることにより、「細胞レベル」「分子レベル」での機能異常を知ることが可能です。

 当院では下記の検査を取り入れています。

各種バイオロジカル検査

ホルモン検査

 ホルモンには更年期障害の原因となる性ホルモンの他、甲状腺ホルモンや成長ホルモンなど多くの種類があります。

 大半のホルモンの分泌量は20歳代をピークとして、加齢と共に減少します。

 女性だけでなく男性にもある更年期障害は、性ホルモンの減少とバランスの崩れから起こります。

 現在のあなたのホルモン状態を知り、必要であれば改善しましょう。

 

 

 

 

当院で調べるホルモンは下記の通りです。 

女性 13項目

性ホルモン 副腎 脳下垂体 甲状腺 ガン
エストラジオール コルチゾール ソマトメジンC 甲状腺ホルモン(T4) CA125
プロゲステロン DHEAs   甲状腺ホルモン(T3) CA15-3
テストステロン     甲状腺刺激ホルモン  
卵胞刺激ホルモン        
黄体刺激ホルモン        

男性 12項目

性ホルモン 副腎 脳下垂体 甲状腺 ガン
テストステロン コルチゾール ソマトメジンC 甲状腺ホルモン(T4) 高感度PSA
活性型テストステロン DHEAs   甲状腺ホルモン(T3)  
エストラジオール     甲状腺刺激ホルモン  
卵胞刺激ホルモン        
黄体刺激ホルモン        
尿中有機酸検査

 尿中の様々な有機酸を測定することで、ミトコンドリアの活性の程度や、腸内環境、脳内ホルモンのバランス、ビタン、アミノ酸のバランスなどを知ることができます。

 もともと自閉症の子どもの状態を把握するために開発された検査ですが、慢性的な不調を抱える大人の方にも有用な検査です。

毛髪ミネラル・重金属検査

 水銀やカドミウム、鉛などの体内の有害重金属の蓄積は様々な体調不良を引き起こし、生体反応に必要なミネラルバランスを崩す大きな原因となります。

 毛髪検査では過去3ヶ月の暴露された有害重金属の量や排毒能力(デトックス能)のほか、ミネラルのバランスを知ることが可能です。

毛髪ミネラル・重金属検査  ミネラル輸送障害の有無のほか、重金属のデトックス能を評価いたします。

オリゴスキャン

 オリゴスキャンでは短時間で体内に蓄積する有害金属とミネラルを測定でき、迅速な対応が可能となりました。

 毛髪検査とオリゴスキャンを併せて行うことで、現在の蓄積量に加え、あなたのデトックス能を知ることができ、治療方針を立てる際の重要な情報が得られます。

 主な有害重金属の人体への影響は下記のように多岐にわたります。

有害金属

人体への影響

主な原因

ヒ素(As)

疲労、皮膚の角質化、胃腸障害

殺虫剤、除草剤

水銀(Hg)

言語障害、手足のしびれ、神経障害、疲労

魚介類、農薬、化粧品、歯の詰め物

カドミウム(Cd)

脱毛、貧血、内臓障害、骨疾患

喫煙、排気ガス、米

鉛(Pb)

神経障害、貧血、骨や関節・筋肉の痛み、頭痛

排気ガス、古い水道管、殺虫剤、化粧品、絵の具

タリウム(Tl)

呼吸障害、知覚麻痺、運動障害、皮膚の炎症

殺虫剤

アルミニウム(Al)

食欲、息切れ、痙攣、胃腸障害、精神障害、アルツハイマー病

アルミ鍋、アルミフォイル、胃腸薬、膨らし粉、歯磨き粉

ニッケル(Ni)

無気力、疲労、下痢、不眠、皮膚炎

喫煙、マーガリン、メッキされた金属

尿経路ミネラル負荷検査

 キレート剤(DMSA やチオラなど)を使った際の重金属やミネラルの尿からの排出量を見る検査です。

 体内に重金属が蓄積している場合、薬剤やサプリメント、点滴を使用して重金属を排泄する治療を行います。これをキレーション治療と呼びます。その際、多くの金属は便や尿中に排泄されていきます。

 キレーション治療を始めるにあたっては、薬剤の治療効果を把握しておく必要があります。そのために行うのが尿中ミネラル負荷検査です。

 実際にキレート剤を内服もしくは点滴後、一定時間蓄尿して、尿中に排泄された有害重金属の量を測定します。

 ある程度以上金属が含まれていれば、治療効果が見込まれると判断します。この検査は、キレーション治療後の効果判定にも使用します。

環境毒素検査

  工業化された現代社会において、環境からの汚染物質に暴露される機会が増え、社会問題となっています。

 芳香族化合物による深刻な毒性作用には、吐き気、嘔吐、腹痛、頭痛、めまい、眠気、錯乱、震え、意識消失などがあり、長期的な暴露は複数の器官系統に影響を及ぼす可能性があります。

 芳香族の溶媒は、プラスチック、塗料、ニス、樹脂、合成繊維、輪ゴム、潤滑油、染料、洗剤の製造など、商業的に様々なかたちで利用されています。
また、印刷産業や皮革産業、多くの産業用洗浄剤でも用いられ、ガソリン、飛行機燃料、たばこ煙が本来持つ成分でもあります。
 パラベンは防腐剤として、美容、製薬、工業製品の多くに使われています。

 これらは特有のエストロゲン作用および他のホルモン関連の作用を持ち、一部の乳癌細胞で検出されています。

 フタル酸塩は、柔軟性を持たせるためにプラスチックの製造で使われているほか、化粧品、洗剤、シャンプー、持続放出型の調合薬にも使われます。
 フタル酸エステルは、神経障害および発達障害を引き起こすことで有名な内分泌かく乱化学物質であり、トリプトファン代謝を阻害し、キノリン酸(炎症誘発性・神経毒性化合物)を増加させる可能性があります。
 また、フタル酸塩は胎児(特に男児)の発育異常にも関与しているとされています。

 これまでに挙げた毒素への暴露がもたらす生理的作用は、その物質に曝されている量と期間、暴露の経路(空気、水、食物、皮膚、消費財)、暴露と同時に他の化学物質が存在していたかどうか(一部の化合物は累積作用を持つため)など、多くの要因に依存します。

 
 
腸内環境検査(総合便検査/腸内フローラ検査)

 総合便検査は文字通り便を総合的に調べる検査です。

 便を採取して、腸の良性、悪性細菌、カンジタの有無(カンジタに効く抗生剤の 種類もわかります)、炎症、消化酵素、免疫、エネルギー状態などを調べます。 食物アレルギー検査は腸のバリア機能を調べる事ができるよい検査です。多くの 項目が陽性であればそれは、バリア機能低下(リーキーガット症候群)を意味し ます。しかし、陽性となった食物を制限するだけでは根本解決にはなりません。
 
 
バリア機能低下の原因を調べ、それに見合った対処をすることが重要なのです。 総合便検査はバリア機能低下の根本原因を見つけるのに欠かせない検査です。 

 オプションとして腸内フローラをDNAで解析する腸内フローラ検査も可能です。

酸化ストレス検査
(尿中8-OHdG)

 リンゴを切って、放っておくと茶色く色が変わってしまします。これは空気中の酸素のうち「活性酸素」と呼ばれるものがリンゴの組織に触れ、「酸化」させてしまうことで生じる反応です。

 一般に呼吸で取り入れられた酸素のうち、2〜3%が「活性酸素」になると言われています。活性酸素は様々な物質とすぐに結びつき、物質を酸化させてしまう性質を持っています。

 活性酸素の中には、ウイルスや細菌が体内に侵入した時に白血球がこれらを殺菌する時に使われるいわゆる「善玉活性酸素」や、「ヒドロキシラジカル」とよばれ、私たちの組織を傷つけて細胞の老化を進めてしまう、いわゆる「悪玉活性酸素」などがあります。

 

 悪玉活性酸素の増える原因には、紫外線やストレス、放射線、タバコ、重金属、農薬、食品添加物などがありますが、私たちの体には悪玉活性酸素を減らす「抗酸化」作用も持ち合わせています。

 

 しかし悪玉活性酸素と抗酸化作用のバランスが崩れた時、「酸化ストレス」となり細胞を傷つけ老化を進めてしまうこととなります。

 

 当院では酸化ストレスマーカーである尿中8-OHdGを測定することで、酸化ストレスによるDNAの損傷の程度を知ることができます。

糖化ストレス検査
(AGE)

 糖化反応とは、糖が酵素の反応なしにタンパク質または脂質に結合する反応のことです。

 体内にあるタンパク質や脂質が食事や飲み物から摂取した糖と’糖化反応/メイラード反応’によって結びつき、”酸化反応”などの影響を受けて「終末糖化産物(AGE)」という物質に変化し、体内に蓄積してしまいます。これが「糖化ストレス」と呼ばれ、細胞老化の原因の一つです。

 AGE蓄積量の増加はタンパク質の変化を引き起こし、肌、血管、骨、臓器を老化させ、様々な病気をもたらします。老化の現れとしての肌のくすみや弾力性の低下は、皮膚のコラーゲンタンパクの糖化反応による褐色化(シミ、くすみ)や硬化性の変質(シワ、たるみ)が主因です。
これらを「身体の焦げ付き状態」と呼びます。

 当院では、AGE readerにより簡便に「AGE」を測定し、あなたの「糖化ストレス」を知ることが可能です。

テロメア検査(準備中)

 テロメア(Teromere)は遺伝子の先端部分で寿命を司り、加齢とともに短くなるとされていました。

 しかし最新の研究によればライフスタイルを見直し、生活習慣を変え、不健全な考え方の癖を改めることで、テロメアの短縮を遅らせ、(場合によっては長くし、)細胞を若返らせ、健康寿命を伸ばすことができることが明らかになりました。

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覚悟の瞬間 ルークス芦屋クリニック 城谷昌彦

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