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ブログ

医と食と農を結ぶリトリート体験

食と医と歯をつなぐ、微生物循環
──Agri-Dent-Medicineが目指す未来

この週末、山梨県小淵沢の「アルソア女神の森」で開催される12日のリトリートプログラム「医療従事者のためのアグリデントメディスン農食歯医連携~作戦会議」に参加します。


テーマは当院の目指すまさに 

Agri-Dent-Medicine(農食歯医連携)」

「食べること」で腸の「土」と地球の「土」の両方を癒し、土を介して人と地球をつなぐプラネタリーヘルスの実践を目指す、新たな挑戦の第一歩です。
日本におけるプラネタリーヘルスの第一人者である桐村里紗先生の講義でも、きっとどんどん進化する新たな展開をお聞きすることができるのでしょう。
とても楽しみです。

八ヶ岳の自然と調和する「女神の森」

会場となる「アルソア女神の森」には今回が初めての訪問となりますが、HPでチェックしてみたところ、南八ヶ岳の麓に広がる森に包まれた複合型リトリート施設。
建築と自然、光と木の調和が見事で、訪れるだけで呼吸が深くなるような場所のようです。
特に建築やインテリアに関心のある私はどんなに痺れる建物や調度品なのか、今からとても楽しみです。
きっと大自然の中、自然素材の温もりと静謐な場が迎えてくれることでしょう。


Agri-Dent-Medicine」実践フィールドへ

この合宿では、医療従事者が集まり、腸と口の健康、農と食、地域生態系のつながりを体験しながら学ぶ実践フィールドワークが開催されます。
プログラム二日目の桐村里紗先生や石黒伸先生のコラボ企画である「レインボーファーム(菌育、食育、人育)では、生態系の多様性について深く学べるようで、当院の大切にしている微生物フレンドリーな医療にも応用できることが多そうです。
プログラム全般を通して、農地で土に触れ、食を育み、自然の循環の中で「医」と「歯」がどう貢献できるかを探ります。
FMTを実践する当院にとって、今回のイベントは単なる医療研修ではなく、微生物循環の再定義を目指す試みでもあります。


大地とつながる食卓

女神の森では、地元のオーガニック野菜や穀物を中心とした食事が提供されます。
それはまさに桐村里紗先生がそのご著書「腸と森の「土」を育てる」でも書かれているように、まさに「腸の土壌」を耕す食養生そのもの。
私たちの食卓がどのように地球の土とつながっているかを、五感で味わう時間となるでしょう。プラネタリーヘルスへの扉をひらくこの週末のリトリートは、私の中では「Agri-Dent-Medicine」を形にしていくキックオフと位置付けています。
医療人が農に触れ、食を見つめ、口と腸を通じて人と地球のウェルネスを実現する新しい医療の形が、ここから始まります。


ワークショップが終わったらまた報告しますね。
お楽しみに。

 


ちなみにメインスピーカーの桐村里紗先生のご著書はこちら。