「ホリスティック医学の基本概念」 by Dr. 奥野
2025.11.16
「ホリスティック」とは「全体的な」という意味です。
西洋医学は身体を臓器の集合体:ネットワークととらえ、それらを神経やホルモンその他の伝達物質を介してコントロールしているという世界観に立脚しています。臓器をパーツととらえ、各臓器の専門家がその臓器のメンテナンスに勤しんでいます。
一方、ホリスティック医学では人間を、**身体(ボディ)・心(マインド)・魂(スピリット)**の有機的複合体と捉え、社会や自然、宇宙との調和を重視します。
現代医学はほとんど「身体」のみを扱っています。主な治療方法である手術や薬、放射線治療は身体に直接作用する治療で、身体の状態を改善することはできますが、「心」や「魂」を癒すとは限りません。
たとえば心理療法や認知行動療法は“心”に働きかけます。
では、“魂”を癒すものは何でしょうか?
私はそれを「信仰」「呼吸法・瞑想」「祈り」「量子物理学的」アプローチだと考えています。量子物理学が加わることで、これら魂的アプローチが俄然、サイエンス(科学的)なものと認められるようになってきています。
城谷バイオウェルネスクリニックはホリスティック医学を柱のひとつとして日々の診療にあたっています。
(文責:奥野)
