「当院のがん内科外来について」by Dr. 奥野
2025.11.12
私はこの9月まで15年間、「奥野クリニック」というクリニックを運営していましたが、2025年9月に閉院し、現在は新しい職場である「城谷バイオウェルネスクリニック(神戸・三宮)」に火曜日と木曜日の外来を担当しています。院長の城谷先生とは2008年、サイモントン療法の講座で出会って以来の友人で、新たにクリニックを立ち上げる際にオープニングメンバーの一員として誘ってくださいました。
院長の城谷先生は消化器内科がご専門で、腸内フローラ移植を日本で最も多く行っている先生の一人です。副院長の匡江先生が歯科医であることから、腸内フローラ(腸の環境)と口腔内フローラ(口の環境)、さらに脳との関係――「腸脳相関」を重視したクリニックを開業されました。そこに「農業(食)」を加え、「医科・歯科・農業」の連携による医療:アグリ・デント・メディスンAgri-Dent-Medicineを標榜しています。
他のお二人が医科と歯科なので、私はこの中で「農業担当」という立ち位置です(笑)。
私は放射線治療が専門で、放射線治療を通して身体中のあらゆるがんの方と接してきました。緩和ケア研修の指導医や認知症サポート医、瞑想を臨床の場に取り入れた臨床瞑想法の指導者、スピリチュアルケア師といった肩書も持っています。それらをいかして、主に生活習慣病、がんや認知症の治療と予防に取り組んで参ります。(文責:奥野)
