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ブログ

「認知症とがんの共通点」 by Dr. 奥野

今日のテーマは「認知症」です。

認知症は高齢化社会における重大疾患のひとつであり、がんと並んで私たちが避けて通れないテーマです。実は、この二つの病気には多くの共通点があります。

まず、どちらも「加齢とともに発症率が上がる」こと。

さらに、「発症の何十年も前から病気が始まっている」ことです。

たとえばがんは診断の1520年前から、アルツハイマー型認知症は3050年前から始まっているといわれます。つまり、私たち世代はすでにその予備段階に生きているという自覚が必要です。

また、がんは治療法が進歩してきたものの、認知症にはいまだ「治る薬」が存在しません。進行を抑える薬はあっても、完全に治すことは難しい。

原因にも共通点があります。加齢をはじめ、「生活習慣(栄養・運動・睡眠)」、「化学物質や農薬、電磁波などの毒素」、「感染症やウイルス、カビ」、ワクチン、さらには「ストレスや人間関係」など、さまざまな要因が関係します。遺伝的な影響は思われているほど大きくなく、むしろそれらの環境要因によって「遺伝子がオンになるかオフになるか」が決まります。

このような原因によって炎症、酸化、糖化、栄養失調、免疫不全が起こり、結果としてがんや認知症が発症していくのです。
(文責:奥野)