腸脳プログラム
2025.09.29
根本治療にあたり重要な「腸内環境」と「脳内環境」を整える
「腸脳プログラム」
当院では、様々な疾患の根本治療を目指すにあたり、乱れた「腸内環境」と「脳内環境」を整えていくことを柱としています。 腸内環境の改善が、免疫機能を調整し、腸管バリア機能を高め、食事から摂取される栄養素の消化吸収が円滑に行われることとなり、様々な疾患の改善につながることが期待されます。
さらに、「腸内細菌・腸・脳相関」の観点から、「脳内環境」を整えることでストレス耐性を高め、結果として腸内環境改善のみならず、全身疾患の治療効果も高まることが期待されます。
腸内環境が乱れ、治療が必要と判断された場合、当院では次の4つのアプローチを柱に治療を進めていきます。その4つアプローチの頭文字をとって「腸内環境改善のための4R」と呼んでいます。
腸内環境改善のための4R
除去(Remove)

植菌(Replant)

修復(Repair)

解放(Release)

腸内環境を調べる検査
腸内環境に関連した検査はいくつかありますが、それぞれ得意なところ、不得意なところがあり、 その特徴を加味したうえで、検査を組み合わせることでより詳しく調べることが可能です。
当院で採用している腸内環境を調べる検査は以下の通りです。
検査名 | 小腸内の細菌異常増殖の評価 | カンジダ異常増殖の有無 | リーキーガットの有無 | 腸管免疫・消化酵素・短鎖脂肪酸の有無 | 腸内細菌の種類の評価 | 検体 |
SIBO検査 | 〇 | × | × | × | △ | 呼気 |
---|---|---|---|---|---|---|
有機酸検査 | × | 〇 | × | × | △ | 早朝尿 |
IgG食物過敏症検査 | × | △ | 〇 | × | × | 血液 |
総合便検査 | × | △ | × | 〇 | △ | 便 |
腸内フローラ検査 | × | △ | × | × | 〇 | 便 |