【速報】ASDへの腸内フローラ移植研究が『Frontiers in Pediatrics』に受理! 世界標準と一線を画す「引き算」の独自性
現在、自閉スペクトラム症(ASD)に対する新たなアプローチとして、腸内細菌叢移植(FMT)が世界中で熱い注目を浴びています。
この度、私たちが共同執筆(筆頭著者:城谷昌彦)した臨床研究論文が、小児科領域のトップジャーナルの一つである国際学術誌『Frontiers in Pediatrics』に正式に受理(Provisionally accepted)されました。
▶ 受理された論文のアブストラクト(Frontiers公式サイト) ※フルテキストの論文は近々改めてアップされる予定です。
これを機に、2025~26年に発表された海外の主要な研究と比較しながら、私たちが提唱するプロトコルの独自性と、今回の受理が持つ臨床的な意義について紐解いてみたいと思います。
①. 2025~26年の最新研究に見るFMTの評価
まず、最近発表された2つの重要な報告に触れておきます。
- 系統的レビュー(Frontiers in Microbiology, 2025年9月) ASD児に対する微生物叢介入の有効性を検証した包括的なレビュー。プロバイオティクス等と比較し、「FMTが最も一貫して、かつ持続的に行動症状を改善させた」と結論付けています。
論文URLはこちら - 大規模RCTプロトコル(Frontiers in Pediatrics, 2025年12月 / Shenzhen Children's Hospital) 深セン市児童医院による試験。鼻腸管や大腸内視鏡を用いた「確実に菌を届ける」ための投与経路の比較が行われています。
論文URLはこちら
これらの研究はFMTの有効性を裏付けていますが、共通の課題は「患者であるお子様への身体的負担(侵襲性)」でした。
②. 「入れる」ことより「整える」ことの重要性:Agri-Dent-Medicine(農・食・歯・医連携)の視点
多くの海外研究では、未だに「強力な抗生剤による除菌」と「大量の下剤による腸管洗浄」が標準的な前処置として行われています。これは、いわば腸内を更地にしてから新しい菌を植え付ける「足し算」の手法です。
しかし、私たちの研究がこれら海外の動向と一線を画す最大のポイントは、「抗生剤・下剤を一切使用しない、前処理不要(Preparation-free)」という点にあります。
ASDのお子様にとって、大量の下剤服用や抗生剤による体調の変化は、身体的・精神的に極めて大きな負担となります。私たちはこの負担を排除するため、独自技術である「水素ナノバブル水(水素NanoGAS®水)」を媒体に採用しました。
嫌気性菌の生存率を高めるこの特殊な媒体を用いることで、強引な「更地化」を行わずとも、ドナーの多様な菌叢を効率よく、かつ優しく定着させることに成功しました。
③. 「お腹の症状」を超えて:1年間の長期持続性を確認
海外の研究の多くは「便秘や下痢があるASD児」を主な対象としています。 対して私たちの研究で特筆すべきは、「消化器症状の有無に関わらず、社会性の指標(SRS-2)が有意に改善した」こと、そしてその効果が1年後も持続していたことです。
これは、私たちの手法が腸脳相関(Gut-Brain Axis)を介して、脳の機能や社会性の発達に直接的なインパクトを与える可能性を強く示唆しています。
④. 4月・5月、臨床研究の全貌を公開します
今回の『Frontiers in Pediatrics』への論文受理を受け、この革新的な手法の具体的なデータと、治療を受けたお子様たちの変化を詳しくお伝えする「論文発表会&特別セミナー」を大阪と東京で開催いたします。
【開催概要】
■ 大阪会場(新大阪)
- 日時: 2026年4月26日(日)
- 会場: 新大阪丸ビル別館 1階 1-1号
- 住所: 大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目18番22号
- アクセス: JR新大阪駅 東口から徒歩約2分
■ 東京会場
- 日時: 2026年5月17日(日)
- 会場: TODA HALL & CONFERENCE TOKYO Room401+402
- 住所: 東京都中央区京橋1丁目7番1号 TODA BUILDING 4階
- アクセス: 東京駅 八重洲中央口から徒歩約7分
■ 参加費
- 医師・歯科医師・獣医師: 5,000円
- 一般: 3,000円
- 懇親会費: 7,000円
- ※オンライン配信はございません。リアルな場での熱量を感じてください。
【事前申し込み方法】
本発表会は、医療関係者、ASDのお子様を持つご家族、腸内環境に関心のあるすべての方が対象です。
[ ▶ 論文発表会 事前申し込みはこちら ]
- 大阪会場締切: 2026年4月20日(月)
- 東京会場締切: 2026年5月11日(月)
⑤. Agri-Dent-Medicine(農・食・歯・医連携)の視点から
私たちは、人間を一つの「生態系」として捉えています。土壌を薬で殺菌してから種を撒くのではなく、土壌そのものの生命力を活かしながら、自然な調和を取り戻す――。この思想が、今回の良好な臨床結果、そして国際誌での受理に繋がったと確信しています。
「引き算の医療」が拓く新しい可能性を、会場で皆様と分かち合えることを楽しみにしています。
(AIにより生成されたイメージ像)
