腸内フローラ移植を受けました
先日まで夏のような日が続いていたのに、ここにきて急に秋が深まりましたね。 昨日は診察が立て込んで少しバタバタしましたが、最後の方が帰られるや否や、当院で第1例目の「腸内フローラ移植」を行うべく準備にとりかかりました。 私...
先日まで夏のような日が続いていたのに、ここにきて急に秋が深まりましたね。 昨日は診察が立て込んで少しバタバタしましたが、最後の方が帰られるや否や、当院で第1例目の「腸内フローラ移植」を行うべく準備にとりかかりました。 私...
少し涼しくなって、みなさん風邪を引いたりしていませんか? 一般的に「風邪」と診断される症状の多くは「ウイルス」が原因ですが、中には「マイコプラズマ」による感染症のこともあり、咳や発熱が長引く場合はマイコプラズマも鑑別して...
以前にこちらで紹介した症例1ですが、 その後の報告です。 先日の講演会でも報告したのですが、参加できなかった方にもシェアしておきますね。 この方は 「壊疽性膿皮症」による難治性皮膚潰瘍と「腸管神経細胞節僅少症」という腸の...
「副腎疲労」を背景に無意識にカフェインなどの刺激物に依存するようになり、様々な不調を訴える方がいらっしゃいます。 今日はそんなお一人のお話です。 「眼瞼痙攣がやっと止まりました!」 そう言って診察室に入ってこられたのは当...
日々の診療において、多くの患者さんと会っていると、中には「自分の病気は治らない」と思っている慢性疾患の方がいらっしゃいます。 「治らないから、これからもずっと付き合って行きます」 「辛いけど、何とかやっています」 ともお...
1930年代に活躍した歯科医師ウェストン・プライス博士。 彼は、およそ10年間妻とともに健康の秘訣を求め世界中を訪ね歩きました。 世界中の近代文明から孤立した集団や先住民族の食生活を調べ、著書「食生活と身体の退化」を19...
当院は開院して5ヶ月になりますが、来院してくださった方の中から大変印象に残った経験例をご本人の承諾を得てご紹介したいと思います。 症例① 40歳女性:壊疽性膿皮症、腸管神経節細胞僅少症 9歳 総胆管肥大手術 19歳 腸閉...
「水素の抗炎症作用」 様々な疾患の原因が慢性炎症であることがわかってきましたが、体内で炎症が過剰になっている場合、人はその反応(発熱、発赤、疼痛、腫脹)に苦しむこととなります。 臨床の現場では、ステロイドや免疫抑制剤はこ...
皆さんは中学生の時に生物の授業で「ミトコンドリア」という言葉を習ったのを覚えていらっしゃいますか? 私たちの体の細胞のほぼ全てに「ミトコンドリア」という器官が存在し、私たちの活動に必要なエネルギーを産生してくれています。...
私は定期的に産業医としていくつかの事業所を訪問しますが、その仕事内容の一つに検診結果をみて必要な人に指導をするということがあります。 最近結果を見て感じることは、労働者の方達に肝機能障害の方が非常に多いということです。 ...