新たな自律神経の働き『ポリヴェーガル理論』
先日のブログにはSIBOと絡めて 交感神経系(SNS)と副交感神経(PNS)の話を書きました。 交感神経(SNS)と副交感神経(PNS)はお互い拮抗する神経系として構成されており、人間の神経系がストレスに対抗し自己防衛す...
先日のブログにはSIBOと絡めて 交感神経系(SNS)と副交感神経(PNS)の話を書きました。 交感神経(SNS)と副交感神経(PNS)はお互い拮抗する神経系として構成されており、人間の神経系がストレスに対抗し自己防衛す...
ストレスは交感神経系(SNS)を活性化させますが、特に急性のストレスには"flight or fight(「戦うか逃げるか」)"反応を引き起こします。 SNSは私たちの心拍を速くし、呼吸を増やし、精神的活動を高めます。 ...
SIBOの治療の3つの柱は 「食事療法」 「抗菌療法」 「維持療法」 ですが、これらの効果を高めるにはSIBOで低下している消化機能をサポートすることが重要です。 胃酸 日本人はもともと欧米人に比べて胃酸分泌の少ない民族...
近年、SIBOにしばしば合併する病態として「ヒスタミン不耐症」が注目されています。 体内にヒスタミンが過剰に蓄積すると、ヒスタミン受容体(H1、H2、H3、H4)へ結合することを介して、さまざまな症状が発生します。 典...
欧米の中でも特にドイツ語圏で消化器症状の治療によく用いられてきた混合ハーブ製剤STW-5(商品名Iberogast®︎)が届きました。 STW-5には下記の9種類のハーブが調合されており、FDやIBS、SIBOなどに伴う...
ヨーロッパ(特にドイツ語圏)では腹部の不快感に対して数十年前からよく使われるハーブサプリメントがあります。 9種類のハーブを調合したバイエル社の開発したSTW-5は消化管の蠕動運動を調整したり、炎症を抑えたりすることでI...
「あなたはリーキーガット ですね。」 これはホリスティック医療を実践している治療専門家がよく患者に言う言葉です。 でも一体「リーキーガット」とは何なのでしょうか? 本当にリーキーガットはありふれたものなのでしょうか? 少...
「サラシア」はインドから東南アジアにかけて広く分布する植物で、古代インド医学(アーユルヴェーダ)でも肥満の治療に用いられてきました。 このサラシアには、多糖を分解する酵素「α-グルコシダーゼ」を阻害する作用が確認され、麦...
症状、病歴などからSIBOを疑われる場合、通常、水素ガスとメタンガスを検出できる「SIBO呼気検査」を行います。 小腸内の細菌増殖はこれらのガスの発生を起こすため、呼気検査はSIBOを鑑別する際に役立ちますが、近年新しく...
過敏性腸症候群(IBS)は突然の腹痛や膨満感、下痢や便秘などの慢性的な消化器症状を伴う疾患ですが、この疾患で悩んでいる人はある調査によると日本人の約10〜15%(約1200万〜1800万人)にも及ぶと言われています。 現...