- ルークス芦屋クリニック
内科・消化器内科・心療内科 - 初診の方へ
- 予約優先制 0797-23-6033
(受付時間 9:30~18:00)
クリニック | 特徴 | 診療案内 | 治療・検査 | ブログ |
特徴
次世代の腸内フローラ移植「NanoGAS®︎-FMT」
-
腸内細菌(叢)移植の流れ
NanoGAS®-FMT(以下FMT)の流れをご説明します。 ただし、患者様のご希望や状態によって流れが前後する場合がございますのでご了承ください。 詳しくは当院へご相談ください。(0797-23-6033)
-
専門医による初回相談
移植を検討されている患者様は、まずは当院までご相談ください。
(別途診察料がかかることをご了承ください)
-
個別診察で丁寧な対応
医師や看護師にこれまでのご病歴や治療に関するご希望などを詳しくお聞かせていただくことで個別性の高い医療を実現しています。
-
最新技術で行う精密検査
腸内フローラ検査とは、次世代シーケンサーという最新の遺伝子解析装置を用いて、糞便中に含まれる微生物の遺伝情報(16SrRNA遺伝子)が含まれる箇所の塩基配列を読み取り、菌群分類データベースと照らし合わせることで、主に腸管内に生息する菌種を推定する方法です。
この腸内フローラ検査は、患者様の健康状態を医学的に診断するものではありませんが、移植の前後にお受けいただくことで、お一人おひとりの状態に合わせた移植計画を立てることが可能です。
なお、事前にオンライン問診票のご入力をお願いしております。
(※1:カンジダなどの異常増殖について)
-
厳選された信頼のドナー
国内で唯一民間が運営する、『腸内フローラ移植のためのドナーバンク:Japanbiome』に所属するドナーの便を使用します。所属するドナーは、定期的に徹底した検査を受け、提供された便は冷凍保存されます。次回の検査に合格して初めて前回の検査以降提供された冷凍便を使用します。
-
患者様に合わせた菌液調整
様々な疾患の移植実績によって、患者様の腸内フローラ検査の結果とオンライン問診票の内容と、医師による問診に基づいて、お一人おひとり個別に菌液を調整しています。
この新しい腸内フローラ移植(NanoGAS®︎-FMT)においては、NanoGAS®水の微細な泡の特性を利用することで、本来ならIgA(免疫グロブリンA)等の自己免疫機能に阻まれてうまく棲み着くことができない、とされていた他人の腸内細菌を効果的に定着させることが可能となりました。
-
免疫反応に配慮した精製
患者様の免疫力が、外からやってきた他人の腸内細菌とご自身の腸内細菌との違いを認識する際に、一時的に混乱してしまう現象を軽減するため、複数回の移植を短期間で計画的に行います。徐々に濃度を上げ、効果的な定着を図ります。
-
負担の少ない移植プロセス
移植をするために事前の抗生物質や下剤等の服用は必要ありません。(抗生物質を一定期間服用すると、ご自身の腸内フローラの多様性が損なわれる可能性があります)
-
高品質な菌液の安全投与
内視鏡を使わずカテーテル(細いゴム製のチューブ)を使い注腸(肛門から注入)します。
<ご注意ください>
・移植後、処置室を出られてからガスをもよおした場合、必ずトイレの便座でガスの処理をお願いします。
・菌を保持していた液体がガスと一緒に出ますが、菌は腸管内に定着しておりますので、ご安心ください。
-
個別に最適化された移植計画
その後、数回の移植を行います(通常は合計3回または6回)。移植と移植の間隔は数時間から1~2週間程度開け、その都度、ご自身の免疫力が新しいフローラバランスを「異物」だと認識してしまわないよう、濃度勾配をつけて行います。
まずは最初の1クールを3回または6回としてご案内しておりますが、疾病の種類、罹患年数、進行状態などにより必要な回数は異なります。
また、患者様の体質や生活習慣などによっても個人差があります。腸内フローラ検査の結果に基づいて大まかな計画方針をお伝えし、その後は移植をしながら様子を診ていきます。
-
移植後の綿密な経過観察
移植期間中や移植終了後、腸内フローラバランスを確認するための再検査につきましては、主治医とご相談ください。
※1:カンジダなどの真菌(カビの仲間)の腸管内での異常増殖があるとFMTの効果が低下する場合がありますが、腸内フローラ検査ではカンジダの増殖がわからない場合があります。臨床的にカンジダの異常増殖が疑われる場合は尿中有機酸検査等にてカンジダ等の異常増殖の有無を確認し、もし異常増殖を認める場合はFMTを行う前にカンジダ等に対する治療をお勧めする場合がございます。
-
特徴