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がん

海外では分子栄養学に基づいた栄養療法は、うつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで広く実践されています。
従来のがんの三大治療(手術、化学療法、放射線療法)は、主にがんを小さくすることを目的としていますが、当院では分子栄養学的なアプローチや心理学的なアプローチ、統合医療などを取り入れ、皆様の「自己治癒力」を高めることに主眼を置いて治療にあたります。
「がんが再発するのでは...」という不安軽減や、他の治療に伴う副作用を減らしたい方が主な対象です。

35年以上のがん診療経験をもつ医師による診察

35年以上のがん診療経験をもつ医師による診察当院では、放射線治療専門医として35年以上のキャリアを持つ奥野芳茂医師が診療を担当しています。当医師は、これまで脳神経・頭頸部・呼吸器・消化器・婦人科・腎泌尿器・前立腺・骨や軟部組織・皮膚など、全身にわたる腫瘍の放射線治療に携わり、数多くのがん患者様の治療にあたってきました。
また、長年の臨床経験を通じて、がんによる心身の苦痛を和らげる緩和ケアについての知識と実践力も深めており、身体の治療だけでなく、心のケアにも重きを置いた診療を行っております。
患者様お一人おひとりの思いや背景に耳を傾けながら、医師としての専門性と、人としての寄り添う姿勢を大切に、最適な治療と療養のあり方をともに考えてまいります。

「自己治癒力」を高めるとは

私たちの体には、本来「自分で自分を癒す力=自然治癒力」が備わっています。風邪をひいたときや、けがをしたときに時間とともに回復していくのも、この自然治癒力の働きによるものです。がん細胞もまた、健康な人の体内で毎日生まれては自然に消えていく存在であり、これは体の免疫機能やエネルギーが正常に働いている証です。がんと診断されると、多くの方が不安や恐れにとらわれ、心身のエネルギーが低下してしまうことがあります。しかし、そうしたネガティブな状態が続くと、自然治癒力もまた弱まってしまいます。

大切なのは、「がんと闘う」のではなく、「自分の体と心を信じ、癒す力を引き出す」ことです。安心感や喜び、笑顔、穏やかな気持ちといったポジティブな感情は、自然治癒力を高める大切な要素となります。また、適切な休息や栄養、呼吸法や瞑想、氣功などのセルフケアを取り入れることでも、体にエネルギーが満ち、治癒の力が高まっていきます。

がん治療においては、手術・化学療法・放射線療法などの医学的アプローチとともに、患者様自身の内なる力を引き出すことが、最も重要で本質的な治療だと私たちは考えています。
がんは、あなたの一部であり、あなた自身の生き方や心の在り方とも深く関係しています。私たちは、患者様の中にある力を信じ、その力が最大限に発揮されるようサポートしてまいります。

 

アルテスネイトについて

アルテミシニンとは

中国では古くから青蒿(せいこう)というキク科ヨモギ属の植物が、解熱剤などとして用いられてきました。青蒿から分離されたアルテミシニンとその誘導体アルテスネイトは、現在マラリアの治療薬として世界中で使用されています。そして近年、アルテミシニンに抗がん作用があることが多くの研究で明らかにされてきました。

アルテスネイトの抗がん効果

アルテスネイトはさまざまながん細胞に対して抗腫瘍効果を示すことが報告されています。
動物実験では、白血病、乳がん、肺がん、胃がん、肝臓がん、胆管がん、卵巣がん、子宮頸がん、子宮内膜がん、 骨髄腫、膵臓がん、大腸がん、脳腫瘍、前立腺がん、咽頭扁平上皮がん、口腔扁平上皮がん、悪性黒色腫などに対する抗腫瘍作用が報告されています。

臨床例での有効性を認めた症例報告も多くあり、エビデンスが蓄積つつあります。

アルテスネイト 抗がん作用のしくみ

      • がん細胞は健康な細胞と比べて体内の鉄(特に2価鉄:Fe²)を大量に取り込みます。アルラジカル種を産生するエンドペロキシド群が含まれており、アルテスネイト点滴を行うとこれらが鉄に反応してヒドロキシラジカル(OH)などの活性酸素(ROS)を発生します。がん細胞は、活性酸素に大変弱い為に、障害を受けて消滅、細胞死(アポトーシス)や細胞崩壊(フェロトーシス)に導きます。  

        ※抗がん剤との併用治療も可能で、治療日(翌週 又数日空けてを変えて行なっています。

      • 副作用

      • 抗腫瘍作用を示す投与量では正常細胞に対する毒性が比較的低く、副作用が少ないと期待されています。
        アルテスネイトは昔からマラリアの治療に使われていた生薬の成分で、安全性が高く副作用が軽度であるとの報告があります。
        ただし、がん治療における使用は標準治療として確立されていないため、患者様には個別にリスクや効果について十分に説明を行い、ご理解と同意をいただいたうえで治療を実施いたします。

        <主な副作用>
        消化器系症状
        ・吐き気、嘔吐
        ・下痢
        ・腹痛
        肝機能障害
         肝酵素(AST, ALT, ALP, ビリルビン)の上昇
        神経毒性
        ・一部の研究では脳幹神経毒性(高用量または長期使用時)
        ・頭痛、めまい、ふらつき
        アレルギー反応
        ・皮膚発疹、かゆみ
        ・アナフィラキシーの可能性(非常に稀)
        心血管系への影響
        ・心電図異常(QT延長)
        ・低血圧(急速静注の場合)


      • 注意

      • アルテミシニン誘導体は、国内で医薬品医療機器等法に基づく承認を受けていない未承認医薬品です。また、がん治療において標準治療として確立されたものではありません。

        入手経路と安全性

        アルテミシニン誘導体は、信頼性の高い供給元を通じて適切に入手しています。治療に使用する薬剤は、品質管理が徹底されたものを用いております。
        また、安全性については、抗マラリア薬として世界中で広く使用されている実績があり、国際的なデータに基づいて確認されています。
        ただし、がん治療における長期的な安全性や有効性については、十分なエビデンスが確立されていない点をご理解ください。

        アルテスネイト製剤の品質保証

        ・WHO(世界保健機関)に認証されて、管理されている世界的な薬剤です。
        ・製造承認:2002年12月 GMP合格 (GMP:Good Manufacturing Practice)  医薬品の製造品質基準、各国がこれに準じて基準を設定している。
        ・2005年11月  WHO-PQR 認証取得 WHO(世界保健機関) 認証済み医薬品登録です。
        ・PQR :WHOが管理する国連プログラムで、唯一のグローバル医薬品品質保証プログラムです。

        がんにおけるアルテミシニンの使用に関連する研究

        ・「非小細胞肺癌(NSCLC)患者におけるアルテスネイトの影響
        中国のDongguanKuanghua Hospitalの研究者が行った研究では、アルテスネイト(アルテミシニンの誘導体)とNP(ビノレルビンとシスプラチンの化学療法レジメン) およびNP単独の120例の治療における有効性と毒性を比較しました。対象は進行した非小細胞肺癌細患者(NSCLC)。

        (要約)NP化学療法レジメンのみを受けた患者と比較して、アルテスネイトとNP化学療法を併用した患者では、短期生存率が34.5%から45.1%にわずかに増加し、 平均生存期間が45週間から44週間にわずかに減少しました。
        1年生存率が32.7%から45.1%にわずかに増加しました。
        この研究では、アルテミシニンと化学療法レジメンの両方を受けた患者の疾病管理率は88.2%であり、化学療法のみを受けた患者よりもわずかに高い72.7%であることがわかりました。
        この研究では、XNUMXつのグループ間で毒性(骨髄抑制と消化反応)に有意差は見られませんでした。
        全体として、この研究では、アルテスネートと化学療法の組み合わせで治療された患者は、化学療法と一緒にアルテスネイトを投与されなかった患者よりも癌の進行が遅いため、 アルテスネイトがNSCLCの治療に有益である可能性があることがわかりました。


    • 費用

    • ※費用は全て税込みです。
    • 1コース 900,000円
    •  
    • ※別途診察費用がかかります。

      奥野医師についてくわしくはこちら

 

自家がんワクチンについて

自家がんワクチンとは?

自家がんワクチンは、がんの術後再発予防、転移防止、残存がんに対する治療を目的としています。がん細胞を特異的に攻撃する免疫細胞(細胞傷害性Tリンパ球)は体内で誘導することが可能で、化学療法とは異なり強い副作用がほとんどないため高いQOL(生活の質)を維持できます。

がんの免疫治療にはたくさんの種類がありますが、自家がんワクチンは、がんの手術で取り出した患者さま本人のがん組織を使い、患者さま個人専用に加工して投与するオーダーメイドのがんワクチン、究極のパーソナルドラッグとも言えます。

(セルメディシンHPより)

自家がんワクチンの作製方法

「自家がんワクチン」の作製には、免疫細胞を活性化させる刺激剤として、患者さま自身のがん組織を加工して無毒化したものを使用します。がん組織には「がん抗原」と呼ばれる、ヒトの免疫細胞が「異常」と見なすことができる目印が含まれており、免疫細胞にこのがんの目印を覚え込ませて、がん細胞だけを選択して攻撃するようにします。
ワクチン接種は原則2週間毎に3回行いますがいずれも外来通院での投与が可能です。
当院では筑波大学のベンチャー企業であるセルメディシンの自家がんワクチン療法を採用しています。
特に手術をされ組織を取られた方にはおすすめしている治療法です。
詳しくはセルメディシンのHPをご覧ください。

セルメディシンのHPはこちら

自家がんワクチンの利点

個別性の高い治療
  • 他の免疫療法と異なり、完全に自己のがん細胞の中から抗原を取り出し細胞障害性T細胞を教育できるため個別性の高いテーラーメイドの治療法です。

  • 比較的低コスト
    • 培養型の免疫療法は一定の効果が期待できますが、1クール(計6回)で180-190万円くらいの治療が通常2~3クール必要です。それに対して、 自家がんワクチンは1クールで152万円(税別)の予算が必要ですが、1クールで効果が期待できるという利点があります。

    • エビデンスレベル
      • 肝臓がん、乳がん、脳腫瘍に対してのエビデンスが蓄積されており、多くの大学病院でも臨床試験がされています。


      • 副作用

      • これまでのところ重篤な副作用の報告はありません。ワクチンを接種した部位の皮膚の腫れや1~2日程度の発熱(微熱)はありますが、いずれも一過性です。


      • 禁忌

      • 自己免疫疾患のある方。(ワクチンに対する強い免疫刺激作用による増悪の可能性があるため)


    • 費用

    • ※費用は全て税込みです。
    • 1コース 1,672,000円
    • ※ 自家がんワクチン投与(3回)、免疫反応テスト(2回)を含む
      ※ 別途診察代が発生します。
    • ご関心をお持ちの方は「がん内科」外来の奥野医師を受診してください。

    • 奥野医師についてくわしくはこちら

丸山ワクチンについて

丸山ワクチンを取り扱っております当院では、免疫機能を活性化し、副作用が少ない注射薬として知られる「丸山ワクチン(SSM)」を取り扱っております。
昭和19年(1944年)に皮膚結核の治療薬として誕生し、樹状細胞を刺激して免疫力を高める作用を持つこのワクチンは、「第四のがん治療」として注目され、現在でもがん治療を希望する多くの患者様に提供されています。
特長として、副作用が非常に少なく、末期がんの患者様でも長期にわたって継続できるケースが多く、延命や症状改善の報告もございます。また、がん腫の封じ込めや縮小に至るケースも報告されています。
当院では、治験協力施設として、初回は医師による面談を経て治験薬が交付される手続きを行っております。詳細は当院までお気軽にお問い合わせください。

当院で行うがん検査方法

循環腫瘍(がん)細胞検査(CTC)について

血液中に流れているがん細胞を循環腫瘍(がん)細胞といいます。
がんの塊が一定の大きさ以上になると、がん細胞が血液に乗って体を循環し始めます。 この血液中のがん細胞を調べることで、治療に役立てることが可能です。
これからのがん治療は一人ひとりにあった治療(個別化医療)がもとめられます。この循環腫瘍細胞を使った検査は個別化医療を実現する検査とも言えます。
血液25mlのみの採取でできる苦痛が少ない検査です。

循環腫瘍細胞検査(CTC)でわかること

リアルタイムのがん検査

現在血液中にながれているがん細胞を扱うため「リアルタイムのがん細胞」の検査ができます。

がんの悪性度

血液中のがん細胞の数や性質を知ることで「悪性度や予後」を推測することができます。

手術後の目に見えないがん細胞の有無

手術後に目に見えないがん細胞が残っているかどうか知りたいとき、循環腫瘍細胞を調べることで、がん細胞の有無を知ることができます。

治療の効果判定

腫瘍マーカーが追えないとき、画像でがんの状態がわからないときに、治療前後の循環腫瘍細胞数を比較することで、治療の効果判定をすることができます。

遺伝子解析でわかるがん細胞の特徴

血液から取り出した循環腫瘍細胞の遺伝子を解析することで、がんの増殖能力、血管新生能、炎症の強さ、抗がん剤薬剤耐性の程度など「がん細胞の特徴」を知ることができます。この特徴を知り、治療方針を組み立てます。

効果の期待できる抗がん剤

血液から取り出した循環腫瘍細胞に抗がん剤を作用させることにより「抗がん剤の感受性」を知ることができます。保険適応に関係なく、今のあなたのがん細胞に効果の高い抗がん剤を知ることができます。

効果の期待できる天然成分

取り出した循環腫瘍細胞に効果が期待できる天然成分を作用させることにより、あなたのがん細胞に効果がある「天然成分の感受性」を知ることができます。この検査で、アポトーシスをおこす成分、血管新生や増殖因子を抑える天然成分を選ぶことができます。

分子標的薬の適応

循環がん細胞の遺伝子検査により保険適応に関係なく、イレッサ・タルセバ・アバスチンなどの「分子標的薬の適応」がわかります。

検査方法 血液検査:1回 25ml
検査にかかる期間 約3週間
費用 605,000円(税込)
RGCC オンコノミクスプラス(循環腫瘍細胞数、腫瘍幹細胞マーカー発現検査、腫瘍遺伝子検査、化学療法感受性試験、分子標的薬感受性試験、天然成分感受性試験)
※別途診察代が必要です
参考サイト 株式会社デトックス CTC検査

当院で行うがん治療方法

高濃度ビタミンC点滴

ビタミンCは古くから強力な抗酸化作用を持つことが知られており、疾病予防・アンチエイジングの目的で使用されてきました。一方で、高濃度ではビタミンCは抗がん作用を発揮することがわかってきました。内服で摂取できるビタミンCの量には限界がありますが、点滴の場合は、一度の高濃度のビタミンCを投与することが可能です。ビタミンCはブドウ糖と類似した化学構造を持っており、癌細胞がブドウ糖と間違えてビタミンCを取り込みます。この時に大量の過酸化水素が発生しますが、この過酸化水素を中和するカタラーゼという酵素を持たない癌細胞は過酸化水素を中和できず破壊されてしまいます。

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水素治療

人の身体は、生きるために必要なエネルギー(ATP)を、細胞内の「ミトコンドリア」と呼ばれる器官で生み出しています。そのエネルギー産生の過程で発生するのが「活性酸素」です。中でも「ヒドロキシラジカル」という悪玉活性酸素は、細胞にダメージを与え、体の老化や不調の原因になるといわれています。
このヒドロキシラジカルに対して、選択的に反応し無害化してくれるのが「水素」です。

水素にはさまざまな可能性が期待されており、そのひとつががん治療です。がん細胞が放出する活性酸素に作用することで、がんの増殖や転移を抑えたり、がん細胞そのものに働きかけて死滅を促す効果があると考えられています。また、高い抗炎症作用により、傷の治癒を早める効果も報告されています。
さらに、肝臓・神経・膵臓・循環器・アレルギー・免疫など、さまざまな疾患への応用も研究が進められており、呼吸器疾患の補助療法としても注目されています。
加えて、水素には血管を広げて血流を促す作用もあるため、手足の冷えやくすみの改善、顔色の明るさアップなど、美容面での効果も期待されています。

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アルテスネイト点滴療法

中国では古くから青蒿(せいこう)というキク科ヨモギ属の植物が、解熱剤などとして用いられてきました。青蒿から分離されたアルテミシニンとその誘導体アルテスネイトは、現在マラリアの治療薬として世界中で使用されています。そして近年、アルテミシニンに抗がん作用があることが多くの研究で明らかにされてきました。

アルテスネイトはさまざまながん細胞に対して抗腫瘍効果を示すことが報告されています。
動物実験では、白血病、乳がん、肺がん、胃がん、肝臓がん、胆管がん、卵巣がん、子宮頸がん、子宮内膜がん、 骨髄腫、膵臓がん、大腸がん、脳腫瘍、前立腺がん、咽頭扁平上皮がん、口腔扁平上皮がん、悪性黒色腫などに対する抗腫瘍作用が報告されています。

臨床例での有効性を認めた症例報告も多くあり、エビデンスが蓄積つつあります。

 

自家がんワクチン

自家がんワクチンは、がんの術後再発予防、転移防止、残存がんに対する治療を目的としています。がん細胞を特異的に攻撃する免疫細胞(細胞傷害性Tリンパ球)は体内で誘導することが可能で、化学療法とは異なり強い副作用がほとんどないため高いQOL(生活の質)を維持できます。

がんの免疫治療にはたくさんの種類がありますが、自家がんワクチンは、がんの手術で取り出した患者さま本人のがん組織を使い、患者さま個人専用に加工して投与するオーダーメイドのがんワクチン、究極のパーソナルドラッグとも言えます。

丸山ワクチン

皮膚結核の治療薬として誕生し、樹状細胞を刺激して免疫力を高める作用を持つこのワクチンは、「第四のがん治療」として注目され、現在でもがん治療を希望する多くの患者様に提供されています。

特長として、副作用が非常に少なく、末期がんの患者様でも長期にわたって継続できるケースが多く、延命や症状改善の報告もございます。また、がん腫の封じ込めや縮小に至るケースも報告されています。

サイモントン療法

サイモントン療法とは、放射線腫瘍医であり、心理社会腫瘍医でもあるカール・サイモントン博士(O. CARL SIMONTON, M.D.)が開発した、がん患者とそのご家族(または支援者)のための心理療法であり、「癒しのプログラム」です。カール・サイモントン博士は、様々ながん患者に治療を行う中で、治療を受ける人の精神・心理状態、またそれにともなう生きる姿勢が、病気や治癒の過程に影響を与えていることに気づきました。希望を持って治療に取り組むのと、絶望や不安を抱えて治療に取り組むのとでは、回復に大きな差があることに気づき、その後、がんと心の関係に関する研究を行い、そのことを実証したのです。
心の持ちようを変えることで、治療効果や予後の状態に大きな差を生み出すことが可能となります。サイモントン療法では、「私たちは生まれながらにして本質的に健康な存在」であり、「氣(生命エネルギー)を高める、または元に戻すこと(元気)で、健康を取り戻すことは可能」という基本理念のもと、自分の体や心にとって「良いこと」を探求します。 そして、今を生きるエネルギーを大切にして、体だけでなく心も癒すことで、健康を取り戻していきます

 

自然療法

市川式恢復療法

市川式恢復療法とは”治る力を引き出す自然療法”。
とにかく「気持ちよくて、体が喜ぶことをする」。それはすなわち「気持ちよく出す」こと。
こうしてはじめて、体本来の自己治癒力は高まりはじめます。

市川式恢復療法™とは?

京都の自然療法研究家、治る力研究所「ひまわり」代表 市川加代子氏が確立した自然療法。
病を偏りと捉え、そのひとが本来持っている「治る力」=元に戻ろうとする力を活性化することで、元氣=健康になっていくのをサポートする。 市川式恢復療法における「治る力」=自然治癒力とは、人間の最も根源的な<四つの営み>のこと。一つ目は「巡らせる」(気血水を巡らせる)、二つ目は「出す」(汗・尿・便で要らないものを出す。デトックス)、三つ目は「入れる」(足りないものを補う。現代人はビタミンやミネラルが不足がち)、四つ目が「守る」(免疫、ホメオスタシス)。 具体的には、ビワの葉、生姜、よもぎなど自然のものを利用した「お手当て」と、野菜、豆類、きのこ、貝などの食材を利用した食養料理「食箋」が基本。 奥野クリニックは治る力研究所「ひまわり」と連携して、市川式恢復療法を積極的に取り入れた生活習慣の指導や食養生、お手当の体験や食箋の試食、レシピの紹介をしています。(保険外診療)

市川加代子(いちかわ・かよこ)

治る力研究所「ひまわり」代表。自然療法研究家、食養料理研究家 義母のガンをきっかけに、ビワ葉やコンニャク、生姜などを使った民間療法を始めて40年余り。多くのガン患者を助け、生きる勇気と力を引き出してきた。人間を深く愛する心と、あくなき探求心を持ち続けて「市川式手当て法」を確立。京都を中心に「市川式手当て」を指導するほか、全国で実習会を行う 著書:「あなたの「治る力」を引き出そう」(あさ出版)、「あなたの体の設計に、ミスはない」(星雲社)、「台所はくすり箱」(銀河出版舎)、「治る力 (ガン完全治癒の法則・実践編)」(NPO法人ガンの患者学研究所)

より詳しくは ひまわり|治る力研究所 HP をご参照ください。