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あなたの活性酸素の原因は? 酸化ストレスマーカー測定器を導入します

2016年5月17日

「酸化ストレスは生体内で生成する活性酸素群の酸化損傷力と生体内の抗酸化システムの抗酸化ポテンシャルとの差として定義されています。

活性酸素群は、本来、エネルギー生産、侵入異物攻撃、不要な細胞の処理、細胞情報伝達などに際して生産される有用なものですが、生体内の抗酸化システムで捕捉しきれない余剰な活性酸素群が生じる場合、生体の構造や機能を担っている脂質、蛋白質・酵素や、遺伝情報を担う遺伝子DNAを酸化し損傷を与え、生体の構造や機能を乱し、病気を引き起こし、老化が早まり、癌や、生活習慣病になりやすくなります。

また、これらの生活習慣病になることで酸化ストレスが増幅されるという悪循環が起き、さらに疾病・老化が進行することになります。」(日本抗酸化学会HPより)

活性酸素は、私たちの体にとって悪い印象を持つ方が多いのですが、活性酸素は私たちの健康にとってはなくてはならないものです。活性酸素はその強い酸化力により、外部から侵入してきたウイルスや細菌を殺菌することで私たちの細胞を守っています。

しかし、過剰な活性酸素の発生は、私たちの細胞を酸化というダメージを与え、老化させてしまうことになります。

主な活性酸素を生む原因は
・激しい運動
・強いストレス
・乱れた食事(食品添加物や動物性蛋白質の取りすぎ)
・アルコール
・喫煙
・有害重金属の蓄積(大気汚染、歯の詰め物、食事)
・過度な紫外線(適度な紫外線はビタミンD産生には欠かせません)
などです。 

当院では、2016年6月より、尿中酸化ストレスマーカーである「8-OHdG」の測定器を導入いたします。


♦️『8-OHdGとは?』
過剰な活性酸素・フリーラジカルによりDNAが酸化損傷を受け、DNA中のデオキシグアノシンという成分が酸化され、8-OHdGが産生されます。

DNAが修復される過程で細胞外に排出され、代謝・分解されずに血液を経て尿中に排泄される、代表的な酸化ストレスマーカーです。

このマーカーを測定することで、現在の生活で発生する酸化ストレスの量を知ることができ、より健全な生活への道標となります。

従来の酸化ストレス測定には主に血液検査が必要でしたが、尿中8-OHdGを測定することで非侵襲的な検査が可能になり、患者さんの負担を減らすことが可能になりました。 

ご関心のおありの方はお問い合わせください。

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