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予防医療
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【腸内フローラ検査】
ヒトの腸内に生息する腸内細菌は1000種類以上いると言われており、腸内細菌叢(さいきんそう)=腸内フローラを形成しています。腸内フローラの乱れにより様々な病気(腸炎、関節リウマチ、がんなど)にかかる危険が高まることも分かってきました。
それらの遺伝子(16SrRNA)を網羅的に解析することで、あなたの腸内に生息する腸内細菌の種類やバランス(多様性)を知ることができます。これをもとあなたの体に合った食事指導や治療法をご提案することが可能です。
当院では腸内フローラ移植を受ける方のドナーを決定する際の参考にもこの腸内フローラ検査を活用しています。図は腸内フローラ移植(NanoGAS®︎-FMT)を受けた方(50代女性・潰瘍性大腸炎)の腸内フローラ検査の変化を示したものです。NanoGAS®︎-FMT前に比べ、終了後の腸内フローラにはPrevotellaが増え、慢性炎症を示唆するC.clusterⅪが消失していることがうかがえます。
腸内フローラ移植の症例についてはこちらもご参照ください
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ADDの対処方法①
近年、増加の一途をたどる発達障害。学校でも「学級崩壊」が問題となることが多くなってきました。今回は中でもADDについて書いてみます。 ADDの典型的な症状には...
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今日は、地元の保健所スタッフと養護教諭向けの講演会を行いました。タイトルは「こどもの精神発達のための食事の重要性 ~最新の栄養学から~」です。発達障害は心理的障...
2015年10月12日
健康の要(かなめ)「腸内環境」
私たちの健康と腸内の環境は深くつながっています。特に近年、腸の免疫機能が注目されています。というのも腸管に体の中で最も重要で最も大きな免疫器官があるからです。腸...
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分子栄養学
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Dr.城谷昌彦
20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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