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IBS/SIBOに対する自然療法的アプローチ

2020年7月29日

IBS(過敏性腸症候群)の多くにSIBO(小腸内細菌異常増殖)が合併することが知られていますが、中にはIBSの原因こそがSIBOではないかとも考える科学者もいます。

IBSの原因がSIBOであるとすると、IBSの治療を受けてもなかなか良くならない人は一度SIBOの治療、つまり小腸に増殖した細菌のコントロールを考慮すべきでしょう。

その際にSIBO呼気検査だけでなく、尿中有機酸検査を加えることでカンジダ等の真菌増殖の合併の有無がわかり、より効果的な戦略を考慮することが可能となります。

欧米ではすでにSIBOだけでなくIBSに対しても、小腸内に増殖した細菌をコントロールする治療が行われています。

具体的には下記のような流れになります。

1.食事療法

SIBOに対しては低FODMAP食が最も有名ですが、そのほかにCedars-Sinai DietやBi-Phasic Dietなども注目されています。
a. 低FODMAP食
b. Cedars-Sinai Diet
c. Bi-Phasic Diet
など

2.抗菌療法

SIBOでは小腸内で発生するガスの種類によって使用するハーブを変えたり、カンジダなどの真菌増殖の合併(SIFO)がある場合はさらにバイオフィルム対策を加えたりと、腸内で増殖している菌や増えているガスの種類で戦略を変えていきます。(表のように①〜⑥に分類)
この結果を踏まえて下記の治療を組み合わせていきます。
なお、抗菌療法後に行う検査結果や症状により、抗菌療法を数クール行う場合があります。

a. 従来の抗生物質(リファキシミン)
b. 天然抗菌ハーブ
c. バイオフィルム対策
d. 成分栄養(エレメンタルダイエット)

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3.維持療法

一旦増殖した菌が抗菌療法によって減っても、食事やライフスタイルが乱れていると再燃する場合があります。これらを再燃させないためにはMMC(空腹時に起こる消化管の大蠕動。増殖した菌を排除する役割がある)を回復させる必要があります。特に抗CdtB抗体や抗vinculin抗体が陽性の場合はMMCが著しく阻害されているため、積極的に蠕動を促す必要があります。
また、ストレスにより自律神経のバランスが乱れると腸の蠕動だけでなく胃液や胆汁、消化酵素などの分泌も低下するため、ストレスマネジメントはとても重要です。

a. 食事療法
b. 腸管蠕動促進剤
c. ストレスマネジメント(心理療法など)

これらをまとめると下記のようなイメージとなります。

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