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BLOG
腸内フローラ移植
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2024年10月29日
腸内細菌と迷走神経
あくまでもこれは経験的な話ですし、私の主観も大いに入っている事案なのでそのつもりでお読みいただけると幸いです。 日々、腸内細菌叢(腸内フローラ)の検査結果を分...
2024年10月28日
こちらが実際の「移植菌液」です。
こちらが実際の「移植菌液」です。前処置は不要で、無理なく腸内に新しい菌を届けます。 次世代の腸内フローラ移植「NanoGAS®︎-FMT」はこちら≫ ...
2024年10月28日
潰瘍性大腸炎に対する腸内フローラ移植(便移植)の枠を広げます
潰瘍性大腸炎では慢性的な大腸粘膜の炎症を繰り返すことが多く、その活動期にはQOL(生活の質)を非常に低下させてしまいます。特に成長期や働き盛りの若年層での発症が...
2024年10月27日
潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん:UC)とは?
潰瘍性大腸炎は厚生労働省が指定する難治性の炎症性腸疾患(腸の粘膜の慢性的な炎症によりびらんや潰瘍ができる腸疾患)の一つです。近年、日本国内では患者数は増加傾向に...
2024年10月26日
腸内フローラ移植(NanoGAS®︎-FMT)の診療実績
当院における腸内フローラ移植症例数は (図)のように2017年の腸内フローラ移植を開始して以降、2024年10月迄に計124人に対して、のべ約500回以上の腸内...
2024年10月 9日
微生物循環とFMT(腸内フローラ移植)
神戸市の兵庫みなと動物病院院長で、動物にも腸内フローラ移植(FMT)を行っていらっしゃる豊福祥生先生のnoteを読ませて頂き、非常に共感したので今回シェアします...
2024年7月22日
腸カンジダ症の治療の意味
なかなか良くならないお腹の不調を抱える4人に1人は腸内のカンジダなどの真菌(カビの仲間)の異常増殖を伴うという研究結果があります。また腹部症状だけでなく、皮膚症...
2024年7月19日
侵襲の少ない新しいFMT:NanoGAS®︎-FMT
当院で行われている次世代のFMTは、非常に微細な水素ガスを溶存させたNanoGAS®︎を活用した菌液を使い、抗生剤や下剤などの前処置を必要としない侵襲の少ないF...
2024年7月18日
次世代FMT(糞便微生物叢移植):NanoGAS®︎-FMTが効果を発揮するメカニズム
水素1分子が含まれる微細(直径が1nm未満)な泡が多数含まれるNanoGAS®︎水では、その泡の直径の小ささにより浮力の影響を受けません。NanoGAS®︎-F...
2024年7月13日
腸内フローラ移植(糞便微生物叢移植:FMT)の歴史
FMTという発想は決して近代医学が生み出したものではありません。西暦4世紀の古代中国では、葛洪(かっこう、図参照)と言う医学者が重症下痢患者に人の糞便を水で研い...
2024年7月12日
腸内フローラ移植(NanoGAS®︎-FMT)の効果を高めるためにしていただきたいこと
当院で行う腸内フローラ移植(NanoGAS®︎-FMT:ここでは略してFMT)では、ドナー由来の菌液を前処置なしで肛門から注入するだけでも腸の粘液層に定着します...
2024年7月 8日
IBS/SIBOに対する新規腸内フローラ移植
今回の自閉スペクトラム症(ASD)の臨床研究では、ASDの中核症状だけでなく、周辺症状(胃腸障害、うつ・不安症状)に対しても新規FMT(腸内フローラ移植: Na...
2022年5月26日
【腸内フローラ移植】自閉スペクトラム症の子供達に明るい未来を切り拓く治療を提供したい
当院でも行なっている腸内フローラ移植。最近ではASD(自閉スペクトラム症)に関するご相談が増えています。ご関心のある方は是非ご一読ください。 腸内フロ...
2021年9月29日
腸内フローラの最適化とがんのリスク
腸内フローラ移植臨床研究会でもお世話になっている田中善先生の論文が"Nutrients"に掲載されました。がんのリスクを減らすためには栄養素や消化吸収能力、免疫...
2019年12月16日
腸内細菌が健康やあらゆる病気につながっている?研究が進む「うんこ」の可能性
先日取材を受けた腸内フローラ移植に関する記事です。(Yahoo!ニュース:腸内細菌が健康やあらゆる病気につながっている?研究が進む「うんこ」の可能性) 腸...
2019年12月11日
腸内フローラ移植がテレビで取り上げられました
12月10日の午後に急遽打診のあったインターネットテレビ出演でしたが、事前打ち合わせわずか30分程度ながら腸内フローラ移植の概要を説明させていただくことができま...
2019年12月 8日
化学物質過敏症と土いじり
先日土いじりの効能について書きましたが、まさにそれを実践している友人と食事をする機会がありました。その友人は私の高校時代の友人ですが、今年の夏に久しぶりに会った...
2019年11月14日
NHKで腸活の話
11月14日(本日)19:30~NHKで腸活の話が取り上げられます。この中に登場する方は、便移植の経験者だそうです(大学病院)。 所さん!大変ですよ「...
2019年10月 7日
土と内臓
今日の一冊はこれ。なかなかタフな本なので何度も挫折しながらも繰り返し読んでいます、私はもともとのどかな田園風景の広がる兵庫県の田舎町の生まれで、高校を卒業す...
2019年9月23日
腸内フローラ移植臨床研究会総会の発表終了
発表終わりました。皮膚科の先生から、半年で改善したのは非常に早いとのコメントをいただきました。 腸脳相関、さらには腸皮膚相関、アトピー性皮膚炎では腸内細菌の...
2019年7月 3日
腸内フローラ移植の記事が掲載されました
本日7/2発売の女性自身に腸内フローラ移植の記事が掲載されました。当院、JR芦屋駅から徒歩4分のルークス芦屋クリニック(内科・消化器内科・心療内科)でもおすす...
2019年1月 6日
腸内細菌の役割
近頃、腸内細菌(腸内フローラ)が注目を浴びるようになり、メディアで取り上げられることも増えていますが、改めておさらいをしておきます。特に腸内フローラ移植の現場で...
2018年12月21日
腸内フローラ移植の際の亜鉛の重要性
昨日は当院で潰瘍性大腸炎では4例目となる腸内フローラ移植を受けられた方の診察日でした。合計6回の移植を受けられてから約3ヶ月がたちましたが、正直移植後2ヶ月間は...
2018年12月14日
嬉しい報告
先日患者様から嬉しい報告をいただきました。この方は重度のアトピー性皮膚炎に対して腸内フローラ移植を行なった方です。アトピーに対する腸内フローラ移植としては当院で...
2018年11月26日
自閉症と腸内環境
3連休は皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか。私は24日は仕事があったのですが、その後久しぶりにデパートへ買い物に行って次男の誕生日プレゼントを買いました。その...
2018年11月18日
脳の機能と腸内細菌
トキソプラズマ感染症をご存知でしょうか?トキソプラズマは主に哺乳類や鳥類に感染する原虫ですが、猫を終宿主とし、人の妊婦が感染すると子供に精神遅滞などの障害を引き...
2018年11月 7日
腸と脳、そして腸内細菌
先週末は年一回のDDW(Digestive Disease Week)と呼ばれる消化器関連の学会が一堂に会する大きな学会でした。今年は神戸での開催とあってアクセ...
2018年10月26日
細胞を治療する:Cell Therapy 〜水素治療を中心に〜
水素治療でお世話になっている辻クリニック・辻直樹先生の記事です。辻先生は21世紀の治療として、身体/臓器レベルのアプローチから「細胞レベル」の治療、つまり「Ce...
2018年10月23日
腸脳相関から「腸内細菌・腸・脳相関」へ
先日の腸内フローラ移植臨床研究会の総会では、「うつにおける特殊菌液を用いた腸内フローラ移植(UB-FMT)の経験」と題して、うつの症状に改善が見られた2症例を発...
2018年9月26日
第2回 一般財団法人腸内フローラ移植臨床研究会 総会
10月14日(日)に腸内フローラ移植臨床研究会の総会が開かれます。第2部・3部には一般の方のご参加も可能です。(残席あり)私たちが取り組んでいる新しい形の腸内...
2018年8月20日
私がいかにして健康を取り戻したのか 〜細胞の喜ぶ環境づくり〜
お盆休みが終わりましたが、皆さんはどこかお出かけになりましたか?私たちはお盆は診察を行っていたので、来週20日(月)に休診をいただいています。(21日も火曜日で...
2018年8月16日
腸内フローラ移植とうつ
過敏性腸症候群(IBS)や機能性下痢(FDr)、機能性便秘(FDc)の症例に対して慶應大学で行われた腸内細菌叢移植(便移植、腸内フローラ移植、FMT)では、合併...
2018年7月30日
「う○ちドクター」
週末の台風が過ぎ去った大阪のアクアメディカルクリニック5階で開かれた「オプティマルヘルスのための1DAYスペシャルセミナー」で腸内フローラなどについてお話しさせ...
2018年6月23日
腸内カンジダ異常増殖について
みなさんはおそらく「カンジダ」と呼ばれる真菌(カビ)の一種が増殖して様々な症状を起こすことをご存知のことと思います。(カンジダ腟炎など)しかしカンジダがあなたの...
2018年6月15日
特殊菌液を用いた腸内フローラ移植について②
前回は、特殊菌液を用いた腸内フローラ移植の潰瘍性大腸炎に対する有用性について書きました。近年、腸内細菌に関する研究が飛躍的に進んだことで、様々な疾患がdysbi...
2018年6月 5日
「特殊菌液」を用いた腸内フローラ移植の有用性
先週末は淡路島で開かれた「日本先制臨床医学会」の第1回学術大会に参加していました。 ここで私たちの行なっている特殊菌液を用いた腸内フローラ移植(糞便細菌叢移植...
2018年5月 6日
高脂肪食のダラダラ食べと腸内フローラ
今年のGWは家族とイタリアへ旅をしました。日々の忙しさから離れ、その悠久の歴史に触れることができ、とても充実したGWとなりました。もちろん旅行中は和食を口にする...
2018年5月 1日
腸内フローラとアレルギー
皆さん、アーミッシュのことはご存知ですか?200年以上前に北米大陸に移り住んだドイツ系の移民で、現代でも自給自足の生活をし家畜を飼っています。このアーミッシュの...
2018年4月 4日
腸内フローラ移植の記事が掲載されました
2018年4月4日付けの西日本新聞に、当院も関わっている「腸内フローラ移植」に関する記事が掲載されました。 記事の中にもあり、私も所属する「腸内フローラ移植臨...
2018年2月16日
腸内フローラと自己免疫疾患
免疫は本来私たちの体を守るために異物が侵入してきた場合、適切にそれを攻撃し排除しようと働きますが、このシステムに異常をきたすと、自分の免疫システムが自分の体を過...
2018年2月16日
腸内フローラと慢性腎臓病(CKD)
腸内フローラの話題が続きます。慢性腎臓病(CKD)の人の腸内フローラバランスは明らかに乱れがあり、Lactobacillus, Prevotella, Bifi...
2018年2月 5日
健康の要「腸内環境」
腸内細菌叢(腸内フローラとも呼ばれます。近年"Microbiota"とも)は腸内に生息する細菌の集まりのことで、その種類は500種類、数にして100~1000兆...
2018年1月15日
腸内フローラ移植を行う前の栄養療法
当院でも腸内フローラ移植を始めて3ヶ月が経ちますが、色々なケースを経験して感じたことの一つに「移植前に行う栄養療法の重要性」ということがあります。 腸内フロー...
2018年1月 2日
過敏性腸症候群と腸内細菌叢
過敏症腸症候群(IBS)は、「腹痛あるいは腹部不快感が1ヶ月につき3日以上あるものが3ヶ月続き、その腹痛あるいは腹部不快感が、①排便によって軽快する、②排便頻...
2017年12月27日
腸内細菌と動脈硬化
一昔前までは、心臓の病気に腸に住んでいる細菌が関与しているなどという発想は医師の間でも受け入れられてはいませんでした。しかし近年、腸内環境に関する研究が進み、...
2017年12月24日
IBDの会(炎症性腸疾患の患者会)
今日は大阪IBDの会(炎症性腸疾患の患者会)に初めて参加させていただきました。http://osakaibd.xvoj.com/s/ 今回は腸内フローラ移植臨...
2017年12月17日
腸内フローラ移植臨床研究会設立への想い:インタビュー動画
先月発足した「腸内フローラ移植臨床研究会」この研究会設立への想いを少しだけですがお話しさせていただきました。ぜひ動画をチェックください。腸内フローラ移植臨床研...
2017年12月13日
参加者を募集します(潰瘍性大腸炎に対する腸内フローラ移植の有用性調査)
【参加者を募集します】この度、腸内フローラ移植臨床研究会では、潰瘍性大腸炎に対する糞便腸内細菌移植において、「生理食塩水で作った菌液と特殊な水で作った菌液(移...
2017年12月 4日
腸内フローラ移植の生着率について
当院で始まった「腸内フローラ移植」。そのフローラの生着率は90%以上とされていますが、①「その根拠は?」というご質問をいただきました。またそれだけ生着率が高けれ...
2017年11月25日
腸内フローラ供給機関について
当院でも腸内フローラ移植が始まりました。 そこで患者様からよく質問される項目をブログでも紹介していきますね。まずは「フローラ」についてです。さて、この患者さん...
2017年11月19日
「腸内フローラ移植臨床研究会」発足
本日、無事「腸内フローラ移植臨床研究会」が船出しました。 発足式+意見交換会には多くの方が参加してくださり、心より感謝申し上げます。皆様からの活発な質疑応答か...
2017年11月14日
腸内フローラ移植後のフォローアップ
今週末、「腸内フローラ移植臨床研究会」がいよいよ大阪で産声を上げることとなります。今後、当院でも安全で信頼できる治療法として腸内フローラ移植を提供いたします。特...
2017年10月29日
腸内フローラ移植臨床研究会発足に向けて
昨日は腸内フローラ移植に関する研究会発足に向けてのミーティングでした。当院がいま導入準備をしている腸内フローラ移植は、事前に移植チームで厳選されたドナーからの...
2017年10月15日
腸内フローラ移植を受けました
先日まで夏のような日が続いていたのに、ここにきて急に秋が深まりましたね。昨日は診察が立て込んで少しバタバタしましたが、最後の方が帰られるや否や、当院で第1例目の...
2017年10月12日
腸内フローラの底ヂカラ
アメリカの自然療法医のDr. Axeは私のメンターであるDr. Jonesの友人ですが、そのDr. Axeが腸内フローラ移植(FMT:Fecal Microb...
2017年10月10日
「腸もれ」症候群
私の学生時代にお世話になった恩師の一人に「笑うカイチュウ」で有名な藤田紘一郎先生いらっしゃいますが、その藤田先生が新しい本を出版されました。 「隠れ病は「腸も...
2017年10月 8日
当院1例目の腸内フローラ移植
先日の講演会でもお話ししましたが、当院では「腸内フローラ移植」が行えるように準備を行っていますが、その記念すべき一例目の予定が決まりました。 私の基本的なスタ...
2017年9月12日
腸内フローラ移植の可能性について
最近注目を浴びている「腸内フローラ」私たちの腸の中には私たちの体を構成する細胞の数(60兆)以上の数の細菌が住み着いています。その種類は3万種類以上、個体数に...
Dr.城谷昌彦
20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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